Z会幼児コース年長11月号の内容
11月号は10月26日に届きました。 今月の内容はこちらです。
- ぺあぜっと
- ぺあぜっとi
- かんがえるちからワーク
- ぺあぜっとシート
11月号はベーシックなセットでした。この他に毎号届いている就学前の保護者向けリーフレットが入っていました。
ぺあぜっと
今月号の「ぺあぜっと」の内容はこちらです。
- 今月の学習テーマ「しごと」
- きんろうかんしゃのひ
- おしごとインタビュー
- はたらくひとをさがせ!
- レストランのしごと
- レストランをひらこう!おもてなしのわざ
- レストランをひらこう!メニューをきめよう
- おうちレストラン かいてん!
- ことば・かず・りょうり
- ことば こたえてビンゴ
- かず かずあてじゃんけん
- りょうり カップケーキ
今月のテーマは「しごと」です。
11月は勤労感謝の日があるということから、様々な職業に目を向ける内容になっています。さらに「レストランのしごと」を深く掘り下げて、実際にごっこ遊びを通じて職業体験をするところまで盛り込まれています。
保護者向け冊子の特集は「小学校ってどんなところ」。10月号の入学準備に近い内容の特集でした。10月号は幼児期からの移行についてがメインでしたが、今回は入学後の移行について書かれていました。
パパママ世代との学習方針の違いや、新しい学習指導要領の「スタートカリキュラム」の具体的な事例が紹介されていました。こんなふうに授業をうけるのかなぁと我が子の様子を想像できるコラムでした。
実際には自治体や、学校ごとに個別差があるとのことですが、大まかな雰囲気がつかめて参考になりました。
今月のぺあぜっとシートのおすすめは「おうちレストランかいてん!」でした。ベストは、食育の「カップケーキ」をつくって、カップケーキを提供するレストランごっこをしたらいいんじゃないかと。
レストランのお仕事シリーズは、いくつも体験課題が用意されているので、その集大成となる課題ですね。
自宅にある食べ物だけでレストランごっこしました。ぺあぜっとのメニュー表を真似しながら書いてます。
「いらっしゃいませ」から「ありがとうございました」まで、大人相手に接客のマネができて楽しそうでした。
かんがえるちからワーク
毎月届く、書き込み式のワークです。
領域別のワークの内容一覧です。
- ことば 語彙力を養う(慣用句・修飾語・敬語)/かたかなを書く/ひらがなを書く/読解力を養う
- 数 数字の順番の認知/順序数(○番め)の認知/時計を読む力を養う/計数力を養う
- 形 形態認知力を養う/図形認知力を養う
- 論理 規則性を推理する/洞察力を養う/場面の前後関係の推理/論理的判断力を養う/プログラミング的思考
- 自然 季節の特徴を理解する/生き物に興味をもつ
- 生活 調理に興味をもつ/健康意識をもつ
- 表現 想像力を養う
- 入学準備
【算数】たし算の基礎
【国語】長音の使い方を知る/助詞の使い方を知る
【思考力】形態認知力を養う
今月も全部で47課題。うち3課題は10月号の復讐問題でした。
入学準備問題は、算数3題・国語3題・思考力1題でした。
今月のピックアップ問題は、「ていねいなことば」というタイトルの敬語の問題でした。ぺあぜっとのレストラン課題と連動していて、おもてなしの技の「丁寧な言葉を使う」につながっています。
二択なので、簡単に回答できていました。相手や場面に合わせて、言葉使いを変えるということを、少しずつ身に着けていけたら良いですね。
他にはこんな内容がありました。
左ページ「なにができるかな」では文章を読んで、どんなお料理を作っているのか&どんな道具を使うのかを答えます。生活の分野の出題ですが、馴染みのあるメニューだったおかげか答えることができました。
生活の分野の問題は、知らないことに気づいていない問題も多いので、積極的に取り組ませたいです。
右ページの「ふしぎなトンネル」は論理の出題です。一定の条件を見つけ出して答えを探します。このトンネルシリーズは後半にも出てくるのですが、娘は嫌いなようで、イヤそうに取り組んでいました。
入学準備の「算数」はたし算につながる問題です。こういう問題は得意なんですよね。論理の問題と違って、単純に数えることで答えられるからかもしれません。
入学準備の国語は、助詞を選ぶ問題です。ちょっと怪しい部分もありましたが、会話の中で身についていることが確認できました。
最後は入学準備の思考力問題です。
お魚のイラストだけ間違えてました。ひっかけのガイド線があるものの、おおむね見本通りに色を塗ることができました。
間違えを指摘されても、「あ、ほんとだ~」とすぐに納得できていました。
これが、ふしぎなトンネルの場合は、解説してもいまいち納得いかないという表情なのです。何を難しく考えてしまっているのか、汲み取れなくて悩ましいです。
Z会幼児コース年長11月号の感想
↑は今月のぺあぜっとのピックアップ課題の紹介になります。
考えてみると、「しごと」というテーマを軸に、職業に興味をもったり(社会)、レストランごっこで調理したり(家庭科)、メニュー表をつくったり(図工)、おもてなししたり(国語)・・・と教科の垣根をこえた学習ができています。
これってまさに、ぺあぜっとの保護者向け冊子にあった「小学生のスタートカリキュラム」ではないでしょうか。
実際には学校によって取り組み方は違うと思いますが、計算練習や、文字の読み書き練習には無い、学びに取り組めて良いカリキュラムだなぁと思いました。
Z会、ほんとうによくできています。
年長児のパパママ向けリーフレットは、今月は「将来につながる国語の力を身につけるには?」というタイトルになっていました。
半分くらいは、1年生コースのチラシでしたが(^_^;)
でも、1年生コースの教材を眺めながら、だいたいこんな内容のことをやるのね。とイメージがつきました。
Z会の小学生の国語は
- よむ
- 聞く
- 書く
- 話す
- よみとり
- ことば
という6技能を身につける内容になっています。
「よむ」「きく」「かく」「はなす」の4技能はよく聞きますが、「読み取り」「ことば」は聞き慣れないテーマですね。
「読み取り」は、読解力のことで、的確に文章を読み取る力を身につけます。「言葉」は語彙力や、語源などの知識を深める内容とのことです。
娘は、6歳になって自分で絵本を作るようになりました。挿絵+文章(作文)です。「てにをは」は怪しいですが、起承転結になる話を作れるようになってきました。
このまま書くことが苦手にならず、作文力が身についてくれたらいいなと、願ってます。
私が読書感想文とか、すごい苦手だったから・・・
小学生コースのカリキュラムには、教科書の3倍以上の作品に触れて感受性を高めると書いてありました。文章力って、読めば読むほどあがるので、ワークを通じて色んな作品を読めるのって良いですね。
気持ちが徐々に入学に向いてきたので、Z会の小学生コースも継続するか決める時期がやってきました。
これまでのカリキュラムをみていても、内容はとってもいいです。1ヶ月分の教材だけで解約できるシステムなのは自信のあらわれなのだなと、改めて実感しました。
コメント
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