Z会幼児コース年長2月号の内容
2月号は1月24日に届きました。 今月の内容はこちらです。
- ぺあぜっと
- ぺあぜっとi
- かんがえるちからワーク
- ぺあぜっとシート
- どうさかるた
今月は受講特典の教材「どうさかるた」が入っていました。今月号のぺあぜっとでも使用します。
ぺあぜっと
今月号の「ぺあぜっと」の内容はこちらです。
- 今月の学習テーマ「はかる」
- おやつのくらべっこ
- ジュースはどっちがおおいかな
- ながさくらべ ふとさくらべ
- おもさを はかろう
- なにを はかれるかな
- つたえる
- おえかきゲーム
- まねっこゲーム
- たからさがしゲーム
- りょうり
- りょうり さかなのにつけ
今月のテーマは「はかる」「つたえる」です。
「はかる」は、長さ・重さ・量など、なにかを比べることがテーマになっています。身近なものを使って「はかる」を体験します。
もう一つのテーマ「伝える」。特別教材の「どうさかるた」も使って、相手に何かを伝える遊びをします。「伝える」という行為は大人になっても、うまくいかないと難しいことです。
これからの時代、知識が豊富になるよりも、身につけておきたいスキルだと感じています。我が家は一人っ子なので、日常生活で子供同士で伝えるという経験が不足しがちです。大人は勝手に気持ちを先回りしてしまうクセがあるので、意識的に伸ばしたい能力でもあります。遊びながらたくさん伝える練習を積んでいけたらと思います。
ちなみにおえかきゲームは、すごい面白かったです。言葉だけで伝えた図形をお絵かきで当てます。
まずは試しに、私が伝えて娘に描いてもらいました。カニの図形がうまく伝わりませんでした(^_^;)
大人でも伝えるのって難しいですね・・・何度か交代して書きましたが、おもしろいゲームでした。
保護者向け冊子の特集は「早寝早起き」。
健康情報好きなタイプなので、テレビや雑誌などで見聞きしたことのある情報がちらほら。体内時計とか朝日を浴びると良いなどなど、書かれています。それから親子のふれあいについて発展したコラムに続きます。
中でもハッとしたのは「子ども自身が何も決めていなかったらただのお人形。ひとたびつまずいたら『親が悪い』と周りのせいにしがち」という注意書きでした。
良かれという世話焼きが、本当に子供のためによいのか、押し付けになっていないか、いつも気に留めておかないといけないと感じました。
今月のぺあぜっとシートのおすすめは「宝探しゲーム」でした。
家の中でかんたんにできる遊びですがゲーム性が高くて楽しそうです。文字をかく練習にもなります。
娘はジェスチャーゲームのほうが楽しかったようで、ジェスチャーゲームのことを書いていました。
どうさかるた
動作を示すイラストと、ひらがなの文字のカードがあります。それぞれ分かれていて、読み札(ひらがな)を読んで、動作を示すイラストのものを取る遊び方がベーシックな遊びになります。
もうひとつは、ひらがなの読み札カードのみを使います。テレビのクイズ番組でよく見るようなジェスチャークイズです。基本的には、こどもがジェスチャーをして親が答える遊び方ですが、交代で取り組んでも面白そうです。
かるたなので、カードがバラバラになってしまいますね。おすすめの収納方法はジップロック(?)のような収納袋と書いてありました。
セットで届けてくれたらもっと助かるのになぁ~と、ちらっと思いました。
かんがえるちからワーク
毎月届く、書き込み式のワークです。
領域別のワークの内容一覧です。
- ことば 語彙力を養う(名詞・ことわざ)/ひらがなを書く/ひらがなを読む/かたかなを書く/読解力を養う
- 数 数の合成・分解/ひき算の基礎/時計を読む力を養う/順序数(○番め)の認知
- 形 ものの測りかたを知る/空間認知力を養う/図形認知力を養う
- 論理 洞察力を養う/分類する力を養う/論理的判断力を養う/プログラミング的思考/推移関係を考える
- 自然 科学に興味をもつ
- 生活 植物に興味をもつ/生活力を身につける
- 表現 描画表現力を養う/想像力を養う
- 入学準備
【算数】たし算の基礎/空間認知力を養う
【国語】拗音を理解する/促音を理解する
【思考力】規則性を推理する
今月も全部で42課題あります。うち6課題は入学準備問題になっています。
今月のピックアップ問題は、「ことわざ」問題でした。ことわざの言葉と意味を線でつなぎます。
イラストがついているので、意味をイメージしやすいようにはなっていますが、理解できない部分もあったようです。解説すると「あ、そうか」と理解していたので、これから読書量などが増えていけば身についていくのかな。と思いながら取り組みました。
他にはこんな問題も出てきました。
ことばのワークです。ひとつは自分で探して言葉を書くもの。もうひとつは回文です。
どちらも、これまでの学習の総仕上げのような内容です。回文は最初は意味がわからなかったようですが、理解できると面白さがわかったようで、笑いながら解いていました。
手こずっていたのが○✕ゲームです。○が4つならべたほうが勝ちというルールです。
この問題、シンプルに4つ並べる場所があるのでそこを探せば良いのですが・・・なぜかすごく難しく考えているようで、頭をかかえていました。
もうひとつ苦戦したのがこちらの図形の問題です。
書き込み済みでわかりにくいですが・・・見本のマークが分解されていて組み合わせを答えます。
三角や四角などのベタ塗りの図形問題のときは似たような問題にも答えていたのですが、点と線になったら頭の中で再現できなくなってしまったそうです。
次は面白かった問題です。こちらの砂糖を溶かす問題。
水の量が多いほうが甘いよ
多いし
水が多いから、いっぱい甘い。という発想のようです。めちゃくちゃ可愛い答えです。これは実験したほうがおもしろいぞと、思い立ち、コップに砂糖を入れて飲ませてみました。
たくさん入れたらいっぱい甘い。水が少ないほうがいっぱい甘い。という経験を積むことができました。注意して体験しないと気づけないものですね。
他には、小学校生活を意識させるようなワークが入ってました。
入学準備ではついに、たし算の式が登場しました。
見慣れない記号に戸惑ってはいましたが、意味を伝えてゆっくり取り組んだら、なんとか最後までやり抜けました。
次の発展問題でも解説して、ようやく理解できていました。
どちらもあわせると「5」になりますが、4つのクッキーに1つを足す場合は「4+1」の式になります。
この部分は、ワークだけ与えて子供に独学させるのは難しいなと感じました。ワークに取り組むそばで見守ってフォローが必要でした。
Z会幼児コース年長2月号の感想
2月号は、テーマが学習色の強いものだったなぁという印象です。はかる行為や伝える行為は、算数や国語に近く、これまでの理科社会の種になるような取り組みとは雰囲気が違うように感じました。
入学準備の読み物は「学習習慣の身につけ方」。先輩会員の、家庭学習についてのアンケート統計が載っていました。リビング学習が多いことや、大体1日30分くらいは家庭学習しているなどです。
学習意欲を引き出すための声がけの項目はじっくり読み込みました。娘も気分屋な部分があるので、こういったアドバイスは参考になります。Z会としては、担任の先生のフォローも完璧とPRが書いてありました。
たしかに、添削が戻ってくると先生のコメントは毎回素晴らしいなぁ~と思ってしまいます。褒めポイントがとにかく多くて、こんなことまで褒めてくれるのか!と驚くほど褒め倒します。
ですが、その褒め方のピントは合っていて見当違いなおべっかとはまた違うのです。先生さすがです。
最後は受験に関するガイドブックです。
Z会は中学受験コースがあるように、中学受験を意識した受講者が多いイメージです。だからなのか、小学校入学前のこの時期にお受験ガイドがあるのは、Z会ならではかなと思いました。高校・大学受験についても書いてありますけどね。
我が家も、中学受験は絶対しないとは言い切れず、まだ迷っているのでありがたく読ませてもらいました。
ここまで読んで最後には、1年生コースの入会特典チラシです。新規入会ではなく、先行申込でもらえる特典です。
「スタートワーク」的なものは、新規入会者向けに過去問の抜粋版をプレゼントする通信教育が多いですが・・・。既存会員にも発行する別ワークを作ってて、「ほー!」と思いました。
Z会は1ヶ月だけの入会退会もできます。もし誰かにZ会ってどう?って聞かれたら、「試しに小学生コースの4月号だけ使ってみて相性を確かめるのもあり」とおすすめできそうです。
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