Z会幼児コース年長9月号の内容
9月号は8月25日に届きました。今月はぴったり25日です。今月の内容はこちらです。
- ぺあぜっと
- ぺあぜっとi
- かんがえるちからワーク
- ぺあぜっとシート
今月は、いつもとかわらずベーシックな教材の月でした。7月から配信しているえいごパークが9月末まででテーマが変わります、と案内がありました。
ぺあぜっと
今月号の「ぺあぜっと」の内容はこちらです。
- 今月の学習テーマ「まち」
- マークをさがせ
- ごみおきばたんけん
- まちのごみいろいろ
- まちたんけん
- あなたはおでかけたいちょう!
- ことば・かず・りょうり
- ことば かぞえかたあつめ
- かず さいころゲーム
- りょうり ベーコンドッグ
今月のテーマは「まち」です。
ちょっと抽象的なテーマに感じます。テーマの入り口は「ごみ」でゴミ収集車としてまちを巡りつながりに注目します。そこから施設や経済に発展する社会科の学習につながるテーマでした。
保護者向け冊子の特集は「読書」。今の時期の子供に読ませたい絵本の特徴や条件がまとめてありました。我が家では、図書館で娘に自由に本を選ばせていました。
人生のスタートに出会う絵本は、大人が吟味して渡すことが大切
と、書かれていて、ちょっと焦りました。きちんと選ばないと、子ども自身の将来の美意識にも関わるのだそうです。むむむ、奥深い。
条件を満たしたおすすめの絵本もいくつか紹介されていました。
今月のぺあぜっとシートのおすすめは「ベーコンドック」でした。子供一人でも作れる内容で、家族のためにランチを用意することで自立心も養える(と書いてある)体験学習です。
娘は、ぺあぜっとの「さいころゲーム」が気に入ったようで、ゲームのことを書いていました。
さいころゲームは、さいころを使った陣取りゲームのような遊びです。
2つのサイコロを組み合わせて、すべてのコマが先に埋まったほうが勝ちというルールです。
遊び方はシンプルですが、ほしいマスがなかなか埋まらないワクワク感がたまらないようです。
かんがえるちからワーク
毎月届く、書き込み式のワークです。
領域別のワークの内容一覧です。
- ことば かたかなを読む/ひらがなを書く/語彙力を養う(助数詞・名詞・動詞)/読解力を養う
- 数 数字の順番の認知/数字の大小を比較する/順序数(○番め)の認知/数の合成・分解/時計を読む力を養う
- 形 高低を比較する/形態認知力を養う/空間認知力を養う
- 論理 洞察力を養う/場面の前後関係の推理/暗号を読み解く/論理的判断力を養う/プログラミング的思考/規則性を推理する
- 自然 天体に興味をもつ/生き物に興味をもつ/科学に興味をもつ/気象に興味をもつ
- 生活 食事に興味をもつ/果物に興味をもつ/安全意識をもつ
- 表現 想像力を養う/想像力を養う
- 入学準備 算数:数の合成・分解/国語:助詞の使い方を知る
今月も全部で48課題あります。うち4課題は8月号の復讐問題、2課題は入学準備問題になっています。
今月のピックアップ問題は、「せいくらべ」というタイトルの高さの比較問題でした。比較する人間が、踏み台に乗っているところに注目して比較するひっかけ問題です。
あわてて答えるとうっかり間違えます。案の定、娘も間違えて答えていました。たくさん丸をつけすぎて、本当の答えがわからない状態です(^_^;)
他にはこんな問題も出てきました。
ぺあぜっとと連動した数の数え方のワークです。お皿は2枚、鉛筆は2本など、ものによって数え方が違うことを覚えます。
日常生活で知らずに身についているのか、つまづくことなく取り組めていました。
右のページは数字の点つなぎです。1から加算してかぞえる問題と、30から減算してかぞえる問題が入っています。逆に数える練習は、お風呂でも取り組んでいます。たまに同じ数字を2回言ったり、数字を飛ばすこともありますが、毎日かぞえるうちにどんどん得意になってきました。
次に良い問題だなと思ったのが、料理と種の問題です。
3人のセリフを読んで、好みの食べ物を推理するおもしろさがあります。種の問題は、知らなくて間違えても、このワークをきっかけにフルーツを食べるときの種に着目できるきっかけとして良い問題だと思いました。
次の問題は、ぺあぜっとにも出てきたサイコロゲームと同じルールの問題です。ワークでは暗号を解く問題として出題されています。
地面の中のイラストも、絵を描くことを苦手そうにしている娘としては、珍しく乗り気で取り組んでくれました。
一番苦戦していたのは、右ページの地図を完成させる問題です。
どの地図パーツも、はてなの中に当てはめることはできます。ただし、ゴールにたどりつけるものは1つだけです。実際にくり抜いてカードを乗せればわかるのでしょうが、頭の中で想像して考えることが難しそうでした。
苦戦していたので、実際に鉛筆で書き込んでみせると、理解できてスッキリした様子でした。
最後は入学準備の問題です。
国語の問題が「は」と「わ」、「お」と「を」の使い分けの問題でした。
絵本を自分で読めるようになり、ぼんやりとは理解しているようですが、ちょっと自信がないようでした。これも、慣れなので、たくさん本を読んで覚えていくしかないですね。
Z会幼児コース年長9月号の感想
保護者向けの読み物に「入学準備」についてのリーフレットが入っていました。
内容は
- 先輩ママ・パパがやった準備
- 小学校でどんな授業があるのか
- 宿題の内容
- 必要な力
- 学習習慣の身につけ方
- 小学校の情報の入手方法
- 学習机が必要かどうか
- 学童保育について
- 入学までに身につけておきたいこと
などでした。
我が家のように入学前の長子がいるパパママは一読しておくと安心な内容です。同じ園の先輩パパママに相談することもできますが、相談する内容をみつけるきっかけにもなりますよ。(そもそも何を聞けばいいか、見落としてたことなど・・・がわかります)
Z会の幼児コースは「あと伸び重視」とありますが、入学準備の問題には「てにをは」の問題が出てきたり、ものの数え方など十分に力をつけてくれる内容だと思います。
あと、小学校の教科の興味につながるような「種の問題」「風の問題」「まちの施設」などがバランス良く取り組めて、市販のドリルでは身につかないことを学べて、とても満足しています。
あとは、この種まきが小学校に通い始めてから、どんなふうに芽吹いてくれるかをみるのが楽しみです。
コメント
[…] 9月号 語彙力を養う(助数詞)/数字の順番の認知/食事に興味をもつ…ほか […]